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先生♡ロリコンになってください♪
第10章 ひとり遊びのち・・・あくまの研究
☆☆☆
そのままズルズルと屋上に連れて行かれてしまう。ちなみにうちの小学校、屋上は原則立入禁止だが、屋上に通じるドアの鍵が壊れてて出入りできてしまうのは公然の秘密だった。

「な・・・何を・・・!?」

ぼん、と愛里沙に屋上に突き飛ばされるようにされ、僕は怯えた目で彼女を見ることしかできなかった。
愛里沙は不敵に微笑むと、屋上の両開きのドアが開かないようにドアの取手を麻紐でぐるぐる巻きにした。
「これでよーし!」

ニヤリと笑う。この笑みには覚えがある。か・・・風見先生に似ている。何か、エッチな企みをしている人の目だ!

「さあ・・・秋良・・・ここ3日の私の研究の成果・・・とっくりと味あわせてあげるわ!」

愛里沙の右手にあるものがジャラっと音を立てる・・・。あれって・・・手錠?
ガバッと襲いかかられると僕はあっという間に後ろ手に手錠をかけられ、排水パイプの一本に身体を固定されてしまう。

「ええっと・・・固定の次はっと・・・」
愛里沙がランドセルからノートを出して見ている。ノートのタイトルがちらっと見えた。

『秋良ちょうきょう計画』

ちょうきょう・・・って、『調教』!?

「お、目かくしね」
ランドセルからアイマスクを取り出すと、身動きができない僕の顔にかける。真っ暗で何も見えない・・・。え?調教って・・・嘘でしょ!?

ちょっとおませな僕はいわゆるエロアニメやマンガの類をネットで見ることがあった。その知識によれば『調教』はいわゆる動物の調教ではなく、人間に対して無理やりエッチに色々弄んで、言う事聞くようにするっていう・・・あれ、ですか!?

「えーっとそれから・・・」
愛里沙がノートを見ている気配がする。あのノートだったのか授業中や休み時間にカリカリ書いていたのは。幼馴染が授業中に自分の調教計画を練っているとか、怖すぎるんですけど!

耳元でささやく・・・だ。
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