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許される条件
第11章 誘い
2023年9月25日 PM7:00
「やっぱり来てくれたんだぁ・・・」
待ち合わせ場所の交差点前の広場で、綺麗な女性に駆け寄られた。
「こ、こんばんは・・・」
「プッ・・やぁだぁ・・・」
ぎこちない僕の挨拶に彼女は噴き出した。
確か、サヤカと呼んでたっけ。
ヤツ、高木が。
「いきなりでビックリしたぁ・・・?」
覗き込むように聞く彼女の顔が近くに寄る。
香水の甘い香りに身体が熱くなる。
僕は荒くなりそうな息を必死に押さえて言った。
「ど、どうして・・・?」
会いたいと電話してきたのか。
「決まってるじゃないっ・・・」
するりと僕の腕に通し、そのまま身体をよせてくる。
その自然な仕草に僕は圧倒されていた。
「タ、イ、プ・・なの・・・」
妖艶な眼差しが僕の心を絡めとる。
こんな美人に囁かれて興奮しない男など、いるのだろうか。
僕は捕虜になった兵士のように従順に連行されていった。
「やっぱり来てくれたんだぁ・・・」
待ち合わせ場所の交差点前の広場で、綺麗な女性に駆け寄られた。
「こ、こんばんは・・・」
「プッ・・やぁだぁ・・・」
ぎこちない僕の挨拶に彼女は噴き出した。
確か、サヤカと呼んでたっけ。
ヤツ、高木が。
「いきなりでビックリしたぁ・・・?」
覗き込むように聞く彼女の顔が近くに寄る。
香水の甘い香りに身体が熱くなる。
僕は荒くなりそうな息を必死に押さえて言った。
「ど、どうして・・・?」
会いたいと電話してきたのか。
「決まってるじゃないっ・・・」
するりと僕の腕に通し、そのまま身体をよせてくる。
その自然な仕草に僕は圧倒されていた。
「タ、イ、プ・・なの・・・」
妖艶な眼差しが僕の心を絡めとる。
こんな美人に囁かれて興奮しない男など、いるのだろうか。
僕は捕虜になった兵士のように従順に連行されていった。