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第6章 白衣

　
　脳天から突き抜けていくような甘く鋭い刺激。

　瞳をギュッと閉じて顔を顰め、一際呻き声を大きくしながら真希の腰は跳ね上がる。

　ツンと固く尖りを見せていた乳首。

　医師の指先がギュッと抓んだと思えば、キュッと捻りながら胸の柔肉をモノに擦り付ける。


…痛いっ……痛いのに……何でっ………


　頭の中の白い靄が濃くなっていく。

　蕩けるような痺れに、本能がカラダを反応させていく。

　一気に火照りが増し、汗が滲み出てくる。

　ワレメからアナルへと垂れる程に、イヤらしいおツユが溢れ出す。

　ネチネチと嬲られる初めての経験。

　痛みまでも快感に変換している事に戸惑いながらも、真希に抗う意思は無くなっていた。

「っく……こんなに反応されると……堪りませんね」

　乳首を捻りながら、円を描くように胸を揺らしていた医師の手が、真希の頭部へと伸びていった。