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School Girl
第12章 カノジョ
大人でも大抵の女性は穿きそうにない、やたらと煽情的なショーツを見られた真希。
僅かながらの時間であっても、魅力的な異性の下着に覆われた股間を目視した思春期真っ盛りの男子。
「………」
「………」
互いに羞恥が込み上げ、それぞれが言葉を吐こうと思っていても、その言葉が見付からずに沈黙の時間だけが過ぎていく。
「…えっ……」
そんな沈黙を破ったのは、伏し目がちに顔を俯かせていた真希だった。
視線を下ろしていれば、自然とその視界には男子の足元が飛び込んでいた。
しかし、何気に視線を上げると、その飛び込んできた光景に思わず声を吐き出したのだった。
「あ、いや……その………あはは………」
真希の視界に映る光景を察した男子は、すかさず両手で股間を押さえて渇いた笑みを溢すのだった。