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School Girl
第12章 カノジョ
「や、やっぱ……見えた……よね……?」
スカートを押さえ、俯き気味に顔を伏せながら上目で問い掛ける真希。
対する男子は、ただコクンと頷くだけだった。
「あ、あのね……真希って…生地の肌触りが何だかイヤで……
いつからか分からないけど…気付いたら……」
「で、でも……まさか………」
言い訳気味に口を開いた真希の言葉は、依然として顔を赤らめた男子の声に遮られる。
何が言いたいのかは瞬時に察した真希は、込み上げてくる羞恥に顔を熱くさせていく。
「真希さん……そんな………」
吐き出される男子の言葉に、真希の顔の熱さと体の強張りが増していく。
「体つきは大人っぽいとは思ってたけど………中身まで…そんな………」
「い、言わないでぇぇぇっ」
最早、スカートの中を見られた事は事実だった。
スカートの中でシースルーの極度に布面積の少ないショーツに覆われた股間を押さえつけながら、真希は恥ずかしさのあまりに声を張ったのだった。