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School Girl
第13章 本能
 
「おい……おめぇ………」

「は…はいぃっ」

 会話を続ける二人の声が耳に届く。

 慌てて押し込められた棚の下。

 毎日掃除をしているのか、半ば外だと言うのに汚れは無かった。


…もうっ…いきなり何で……
…あれからもっと………


 最初は大人しく隠れているつもりだった恭子。

 しかし、先程までの行為を振り返っていれば、いつしか二人の会話は耳に届いていなかった。

 依然として剥き出しの儘の胸がカラダとコンクリートに挟まれて押し潰されている。

 興奮が昂っていたのを現すように、固く尖った儘の乳首がカラダを僅かに動かす度にコンクリートと擦れる。

 僅かな痛みが、沈静しかかっていた本能を呼び起こしてきた。


…もう…あんな中途半端じゃ………


 一度目覚めた淫らなメスの本能。

 恭子は状況も考えずに腕を動かすと、突き出した儘の尻から小さな生地を剥ぎ取ったのだった。


…こんな風になったの……私のせいじゃないんだから………


 再び込み上げて来た情欲の責任を八百屋になすりつけ、恭子は股間へと指を滑らせていった。
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