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第14章 フタリ

　
　昂る興奮にうっすらと全身に汗を滲ませれば、ピチピチのスクール水着が汗を吸い始める。

　元より、尻やワレメの形を浮かび上がらせる程の食い込み。

　汗を吸った事で水着は更に張り付き、真希のカラダを締め付けてくる。

「んはぁっ…はあっ…し…シン…くぅん…っ………」

　甘い声を吐きながら、熱さと胸を弄られる感覚を紛らわすかのようにカラダをくねらせる。


…何で……キスと……おっぱい…弄られてるだけで…こんな……
…オナの時は…直ぐにこんな…ならないのにぃ……
…おっぱい……グニュグニュ……気持ち良すぎて………


　小柄な体躯とは言え、やはり男であるシンの掌。

　真希よりも大きく、やや固めの感触は、自ら揉む刺激よりも大きなそれを与えてくる。

「あっ…あっ……し、シンくぅん…そんな……おっぱい…ばかりぃっ………」

　右手だけでも、カラダの芯から熱くなる興奮が広がっていく。

　刺激され続ける真希の脳は、周りの事など気にも留めずに甘い声を吐かせていった。

「も…もう……真希…おっぱいだけで……あぁっ………」

　蓄積された快感が、脳に白い靄を掛けていく。

　近くに居た女の喘ぎ声さえ耳に飛び込まなくなる程に、シンから与えられる刺激に飲み込まれていった時だった。

「あっ……し…シンくぅん………」