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第15章 衝動

　
…し…シンくんの……また………


　モノを掌で包み込みながら上下へと擦り始めれば、呻き声と共にムクムクと更に太さも固さも増していく。


…こんな…おっきいの………
…ホントに……真希の………


「はぁっ……はぁっ………」


…これで…ナカ掻き回されたら………
…アソコ……壊れちゃう………
…でも……挿入【ﾊｲ】ったら……どんな………


　至近距離で目の当たりにする、黒光りをしたシンのモノ。

　これからの事を想像すればする程、脳は痺れて熱い吐息がクチから溢れる。

　子宮は疼き、カラダ中は火照って、薄着でありながら暑さに耐え切れなくなってくる。

　興奮に痺れた脳で意識しているシンのモノを潤んだ瞳で見ていれば、肉欲を抑えきれなくなっていた。

「ま、真希…さん……」

　辺りを気にしながら言葉を吐き出すシンの声。

　しかし、真希の小さな掌はギュッと血筋を浮かばせた固い陰茎を握り、シコシコと擦りあげていく。

「あぁ……シンくん…の………」

　掌から伝わる固さと熱さ。

　欲情のスイッチが入った真希は躊躇う事も無く、掌から食み出したそれへと顔を近付けていった。