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第15章 衝動

　
「んあっ…ああっ………」

　掌から余る亀頭に真希のピンク色の舌が滑れば、シンの口から呻き声が洩れる。

「んはぁっ…はぁっ……シンくん……もう………」

　舌に感じる苦味に、真希のカラダが微かに震える。

　甘い声を洩らしながら、先走った汁の苦味に触発されて子宮をジンジンと疼かせる。

　自らと同じように、シンも興奮を昂らせている事が分かり、真希は舌をペロペロと亀頭に押し当てていった。

　掌から伝わるモノの感触。

　ジワジワとカラダ中に興奮を広げながら、真希はシコシコと陰茎を擦りながら絡めた舌で亀頭に唾液を擦【ﾅｽ】り付ける。

「んはぁ…ま…真希さんのクチ………」

　濃厚な舌遣いに息を荒げたシンの両手が、真希の頭へと掛かる。

「んふぅっ…ふぅ……シンくんのぉ……んはぁ……」

　舌にモノの熱さを覚えながらレロレロと舐め回していた真希の熱い吐息。

　興奮に潤んだ瞳をシンへと上目に向けながら、艶やかな唇を窄めて鈴口へと宛がった。

「もう…こんな……出てるぅ………」

　シンが興奮している事に欲情を掻き立てる真希。

　甘く声を洩らすと、滲み出ている汁をズズッと音を立てて吸い始めた。