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School Girl
第3章 放課後
「…真希? ……真希ってばっ!」
真希を呼ぶ誰かの声。
顔を向けると、紗耶が怪訝な表情で立っていた。
「あ…紗耶…。どうしたの?」
「どうしたって……。さっきから話し掛けてるのに反応ないんだもん。
一体どうしたのよ?」
脚をパタパタと動かして床を叩いて、少しばかり苛立っている様子を見せている。
「ん…。何でもないよ、ホントに…」
授業中にトイレでオナニーをしていたのをクラスメートにバレたかもしれなくて考え込んでたとは言えない。
クラスメートの視線が怖くなって、必要な時以外は席を立たずにいたから結局ショーツも買えないで、この時間までノーパンだった。
「まぁ、いいけどさぁ……
…取り敢えず、さっさと帰ろうよ」
そう言って紗耶は座っている真希の手を取って教室を出た。