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School Girl
第3章 放課後
「最近これにはまってんのよねぇ」
そう言いながら、右手にグローブを嵌めてパンチングマシーンの前に立つ紗耶。
真希は近くの椅子に座って、やる気満々の紗耶を眺めていた。
「女の子がするようなもんじゃないんじゃ………」
「ふんっ!」
真希の言葉が終わらないうちに、紗耶は気合いを入れてパンチを繰り出した。
「ちょっ、ちょっと紗耶っ」
紗耶の繰り出したパンチの女の子らしからぬ数字に驚く。
それよりも、紗耶の短くしていたスカートが捲くれ上がって、赤いショーツが顔を覗かせた事に慌てた。
「そんなの気にしてもしようがないじゃん」
周りに居た男子高校生が確実に見ていたと分かっているにも拘わらず、紗耶はケロッとした表情でグローブを真希に差し出してきた。