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第17章 ココロとカラダ

　
　スカートを捲り、イヤらしいおツユで汚れたショーツを張り付けたワレメを晒して数瞬。


…な…なに……？
…何なの………？


　固くギュッと瞳を閉じて羞恥に耐えていた真希だったが、不意に違和感を覚える。

　際疾いブラジャーに包まれた胸を見た時と違って、鼻息も荒く股間を見詰めるだけの男。


…もう……濡れてるの認めるから………
…おっぱいだけで…感じちゃってたから………


　無言を貫く男に、真希は素直に事実を認めた。


…だから…そんなにじっくり………


　シンにもまともに見せた事の無いワレメ。

　シンのモノに貪りつく事はあっても、シンに貪られた事は無かった。

　当然、吐息が吹き掛かる程の至近距離で、ショーツ越しとはいえワレメを見られた事は無かった。

「んはぁ…はぁ………」

　透けたワレメに突き刺さる視線に熱い吐息が溢れ出す。

　スカートを腰まで捲り上げて剥き出しになった太腿が、微かに震えだす。

　ウズウズと強まっていく子宮の疼きと、溢れ出すイヤらしいおツユ。


…真希…こんな…見られてるだけで………
…アソコ……ジンジン……
…興奮する程…えっちなの………？


　元々あった真希のマゾの気質が、新たな性癖を目覚めさせようとしていた。