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School Girl
第18章 揺らめき
「すっかり世話…なったな………」
ベッドに横たわり、立ち上がっていく紫煙を見詰めながら言葉を吐き出す男。
「なぁに言ってんのよぉ。当たり前でしょぉ」
剥き出しの男の胸板に顔を寄せ、しなやかな指先を滑らせる女。
「…そっか」
男は女の甘い匂いと、脇に当たる程好く育った胸の柔らかさを感じながらも、素っ気なく言葉を吐き出した。
「もう啓太は完全にぃ……アタシのモノなんだからぁ……」
甘く声を洩らした女。
その頭が徐々に啓太の下腹部へと移動していく。
「おいおい……まだ……さっきま……っく………」
股間から伝わる刺激に、啓太の眉根が寄る。
「クチュッ……プハァッ……ンクッ……
啓太の…コレもぉ……アタシのぉ………
啓太だってぇ…アタシのアソコ……いっぱい可愛がってるくせにぃ……レロッ………」
モノへと舌を滑らせる女の脚が、啓太の顔を跨いでいく。
見上げた啓太の視線の先には、黒々とした繁みに飾られた女のワレメが艶めかしい光沢を見せていた。
…すっかり怪我も治って……
…いくらでも逃げれた筈なのに……
…何で…俺は………
茶色の短髪だった髪型が、黒が目立つ程に伸びる時間。
その大半以上を女と一緒に過ごし、養って貰っている代わりに快楽を与えてきた。
「ほぉらぁ……早くぅ……」
女のワレメが鼻先に擦り付けば、最早嗅ぎ慣れたメスの匂いが鼻を突く。
…俺には…やる事が……
…でも…もう…今更………
余りにも完治するまでに時間が掛かり過ぎていた。
脳裏に残る真希の姿。
それすらも、愛おしそうにモノを舐め回している女の前では霞んでいきそうになる。
…この女には返しきれない程…
…好かれてるのも……分かってる………
………俺は………
啓太の頭がゆっくりと上げられていった。
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