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第18章 揺らめき

　
　真希は胸をギュッと掴み、顔を恍惚に歪めながらゴクゴクと喉を鳴らす。

　ズルッと口腔からモノが抜かれれば、飲み切れなかった精液が口元から胸へと滴る。

「んはぁ…はぁ…はぁ……」

　キッチンに背中を預け、フェラチオの激しさを表すかのように豊満な胸を上下させ、荒い吐息を洩らし続ける真希。

　無意識に両膝を立てて、脚をＭ字に広げた姿。

　スカートが捲れて、ペタッと股間に張り付いた薄いショーツはワレメを透かして見せていた。

　そんな煽情的な姿の真希を前にして、シンの兄の興奮が収まる筈もなかった。

「ほらほら、スケベマキちゃんならまだまだイけるっしょ」

「んあぁんっ…まだ真希……」

　真希は息を整わせる暇も無く、キッチンの床に俯せにされる。

　マイクロミニは捲れ、白い太腿は疎か、生地の少ないショーツに包まれた尻が露わになる。

　しかし、その強引さに真希は尻を隠す事も無く甘い声を洩らす。

「相変わらず、イヤらしいケツしてるなぁ」

　シンの兄はグニュグニュと両手で尻の柔肉を揉み始める。

「んあっ…あっ……そんな事………」

　少ないショーツの生地を尻の谷間へと食い込ませるような、荒々しさに柳眉を寄せながら否定する。

　しかし、言葉で嬲られた事に、真希は自然と尻を高く突き上げていったのだった。