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第18章 揺らめき

　
「ほら…もっとしっかり」

「んはぁっ…はぁっ………」

　シンの声で強要され、言葉と視線に真希の吐息が荒くなる。

　依然として、頬と両肩で上体を支えて尻を突き上げた体勢。

　自らショーツを擦り下げ、両手の指先を柔肉に食い込ませて尻肉を割り広げ、アナルとワレメを晒け出していた。

　相手はシンでないと分かっていながらも、シンの声と局部に突き刺さる視線に火照りを強めていく。

「すっかりケツのアナまでグッチョリじゃん、どスケベマキちゃん」

　その言葉にヒクヒクとワレメのナカは蠢き、アナルはキュッと窄まる。

「はぁっ…はぁっ……こんな…明るいトコで……真希ぃ………」

　シンとの性交では有り得ない痴態。

　以前の工事中のビルでは暗かっただけに、はっきりと見られなかった。

　煌々と明かりが灯るキッチンで、自らワレメを晒け出している事に真希は羞恥を覚えながらも興奮を昂らせていた。

「見られてるだけで、太腿までグッショリ濡らすとか……
　どれだけ、ど淫乱女なんだかねぇ」

　続けられるシンの兄からの言葉責め。

　シンの声で浴びせられる言葉に真希は甘い声を洩らしながら、割り広げた尻を艶めかしく揺らし始める。

「んはぁっ…はぁっ……見られてるだけで……奥が疼いて……んんぅ………」

　太腿を伝うイヤらしいおツユの感触に、真希の表情は更に恍惚さを増していく。

「それじゃ…そろそろ……」

　シンの兄の両手が尻の脇へと触れれば、真希はカラダをビクッと震わせた。

「や、やっぱり…こんな…事………」

　固く熱いモノの感触を、自ら割り広げた尻の谷間に感じた真希。

　再び沸き上がった罪悪感がクチを開かせた。