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第4章 裏切り

　
　腕を掴まれてスカートが直せない。

　辛うじて脚を閉じるものの、短いスカートは太腿を露わに捲れ、股間の黒い繁みは晒け出されていた。

　友達だと思っていた紗耶の逆恨みによる裏切り。

　友達以上の親友とさえ思っていた紗耶に、腕を掴まれたままで晒け出された股間を写されている。

「もう…止めてよ…紗耶…」

　精神的にダメージを負った真希は、腕を掴んだ紗耶の手を振り払う気力もなくしていた。

　ただ、涙目で、股間を写し続ける紗耶を見つめて訴えるしかなかった。