この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
School Girl
第1章 満員電車
…気のせいなんかじゃ…ない…
そう思った時には遅かった。
無抵抗だと感じ取ったのか、硬い物から明らかに人の手だと分かる感触がお尻を触り始めていた。
最初は大人しめだった動きが、徐々に大胆にスカートの上からお尻を撫でてくる。
…あっ…イヤ……止めて…
そう思っても恐くて声が出せない。
カラダの向きを変えたくても、ギュウギュウの満員電車には変える程の余裕なスペースさえなかった。
そればかりか電車に乗ってくる人は増える一方で、電車がカーブで揺れる度に扉に押し潰される。