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第4章 裏切り

　
　艶めかしく歪に形を変わる様に、自分にはない妬ましいさから乳首を抓む力を強める紗耶。

　思い切り引っ張ってはそれをカメラで写している。

　真希は痛みにカラダを捩らせ、涙を流しながら何度も止めるように懇願するが、紗耶の手は嬲り続けていた。

「そろそろ、おっぱいも飽きてきたし、真面目ちゃんのオールヌードにいこうかぁ？」

　そう言って笑った紗耶の表情は、邪悪なものとしかいいようがなかった。

「も…もう止めてっ…！
　もう、充分でしょっ！」

　オールヌードという言葉に、真希は太腿をピタッと併せてカラダを強張らせる。

「まだまだ、これじゃ物足りな…」

「楽しそうな事してんねぇ」

　泣き喚く真希を嬲る紗耶の言葉を遮るように、男の低い声が公園に流れた。