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School Girl
第4章 裏切り
ウェーブが掛かった肩までの長さの明るい茶髪の女性。
整った顔立ちに、大きく開けた胸元から深い胸の谷間を覗かせ、大人の魅力溢れる彼女を前に、啓太は更に顔を赤くさせる。
「お、お久しぶり…です…」
啓太の言葉に、顎に人差し指を当てて小首を傾げた女性。
しかし、直ぐに思い出したのか、綺麗な顔を破顔させて口を開いたのだった。
「…ん? あらぁ……もしかしてぇ………」
…いちいち仕草が若いんだよなぁ………
………ホントに…この女【ヒト】………
「啓ちゃん…かしらぁ?
ホントに久し振りねぇっ」
…真希の母親とは思えない……
ニコニコと笑みを向ける真希の母親。
その表情も若々しく、二十代前半でも軽く通用する程だった。
更には、真希に負けず劣らずの豊満な胸の谷間を無防備に晒け出しているあどけなさ。
「とにかく上がりなよぉっ」
間延びした口調が更に幼さを増させる。
…昔から変わってないけど……
……恭子さん…いくつなんだ………
昔ながらの疑問を甦らせながら、啓太は恭子に促される儘に足を踏み入れた。