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第1章 満員電車

　
　剥き出しになった太腿を撫でられて、恐怖と気持ち悪さで鳥肌がたつ。

　カラダが強張り、その手を払い退ける事も出来ないでいれば、スカートを捲くられて大人びた黒いショーツに包まれたお尻までも剥き出しにされた。


…こんな所で…ダメ…


　剥き出しになったお尻を隠そうと、強張るカラダを何とか捩らせる。

「ひっ…」

　それが余計に悪い状況へと導いていった。

　無理に狭いスペースでお尻だけを先に動かすと、触り易くなったのか一段と露骨にお尻を鷲掴みにするように揉まれ始め、その感覚に思わず真希は軽く声を洩らした。