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第1章 満員電車

　
　お尻の谷間にショーツを食い込ませるかのように、指を‘グイグイ’と押し付けられる。


…ヤだ…
ヤだってばぁ…


　頭では抵抗してるのに、カラダが言う事を聞いてくれない。

　手から逃げられない間にも、ショーツの生地は紐の様に細く捩られてお尻に食い込み、電車の中でお尻を剥き出しにさせられていく。


…誰か…助けて…よぉ…


　真希は恥ずかしさと恐怖に目尻に涙を浮かばせる。

　助けを求めても声は出せなく友達が傍に居る訳もなく、カラダを強張らせてただ痴漢のされるが儘になっていた。