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何度タイムリープしても……初恋の幼馴染は誰かに純潔を奪われる
第11章 魅惑のVIPルームデートー姫ー

智樹は姫をVIPルームに案内しながら、心の奥に重苦しいものが絡みついていた。
姫の笑顔は純粋に見えるが、人の痛みがわからず、男に執着していて、心結を金で売り飛ばした、あの姫だ。
部屋の中は玲音さんがモニターで監視している……
それにイヤホンから指示される……
そんな状況で、相手はこの姫……
いったい、どうなるんだろう……
浮かない顔でVIPルームに入ると、外界から遮断されたような静寂と、低い音量で流れるジャズのメロディーが室内を満たしている。
豪華なシャンデリアが、淡い光を注ぎ、クリスタルの揺れる控えめな照明が、高貴な雰囲気でもあり、どこか妖艶な空間であることを感じさせる。
そんな室内で、姫は周りをキョロキョロと見回した後、少し興奮した様子で智樹を見つめた。
「智樹くんが私のために特別な時間を、作ってくれるんでしょ~?凄く楽しみ~っ」
「はい、お姫様のためだけの、特別な時間です……」
そんな会話を交わしたその瞬間、耳に入ってきたのは、優雅な空間に水を差すような玲音の高圧的な指示だった。
『おい智樹、まずは距離を縮めろ。そいつを恋人みたいに扱え。女の扱い方くらい、わかってるよな?』
智樹は無言で言葉を飲み込み、柔らかく微笑んで肩に手を回すと、姫が嬉しそうに呟いた。
「智樹くんがこうして近くにいると、ドキドキしちゃうよ……」
「僕も、お姫様がこうして甘えてくれると、すごく嬉しいです」
こうして玲音の指示通り、恋人の空間を作っていく智樹。
姫の笑顔は純粋に見えるが、人の痛みがわからず、男に執着していて、心結を金で売り飛ばした、あの姫だ。
部屋の中は玲音さんがモニターで監視している……
それにイヤホンから指示される……
そんな状況で、相手はこの姫……
いったい、どうなるんだろう……
浮かない顔でVIPルームに入ると、外界から遮断されたような静寂と、低い音量で流れるジャズのメロディーが室内を満たしている。
豪華なシャンデリアが、淡い光を注ぎ、クリスタルの揺れる控えめな照明が、高貴な雰囲気でもあり、どこか妖艶な空間であることを感じさせる。
そんな室内で、姫は周りをキョロキョロと見回した後、少し興奮した様子で智樹を見つめた。
「智樹くんが私のために特別な時間を、作ってくれるんでしょ~?凄く楽しみ~っ」
「はい、お姫様のためだけの、特別な時間です……」
そんな会話を交わしたその瞬間、耳に入ってきたのは、優雅な空間に水を差すような玲音の高圧的な指示だった。
『おい智樹、まずは距離を縮めろ。そいつを恋人みたいに扱え。女の扱い方くらい、わかってるよな?』
智樹は無言で言葉を飲み込み、柔らかく微笑んで肩に手を回すと、姫が嬉しそうに呟いた。
「智樹くんがこうして近くにいると、ドキドキしちゃうよ……」
「僕も、お姫様がこうして甘えてくれると、すごく嬉しいです」
こうして玲音の指示通り、恋人の空間を作っていく智樹。

