この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
何度タイムリープしても……初恋の幼馴染は誰かに純潔を奪われる
第11章 魅惑のVIPルームデートー姫ー
智樹は姫をVIPルームに案内しながら、心の奥に重苦しいものが絡みついていた。

姫の笑顔は純粋に見えるが、人の痛みがわからず、男に執着していて、心結を金で売り飛ばした、あの姫だ。

部屋の中は玲音さんがモニターで監視している……

それにイヤホンから指示される……

そんな状況で、相手はこの姫……

いったい、どうなるんだろう……

浮かない顔でVIPルームに入ると、外界から遮断されたような静寂と、低い音量で流れるジャズのメロディーが室内を満たしている。

豪華なシャンデリアが、淡い光を注ぎ、クリスタルの揺れる控えめな照明が、高貴な雰囲気でもあり、どこか妖艶な空間であることを感じさせる。

そんな室内で、姫は周りをキョロキョロと見回した後、少し興奮した様子で智樹を見つめた。

「智樹くんが私のために特別な時間を、作ってくれるんでしょ~?凄く楽しみ~っ」

「はい、お姫様のためだけの、特別な時間です……」

そんな会話を交わしたその瞬間、耳に入ってきたのは、優雅な空間に水を差すような玲音の高圧的な指示だった。

『おい智樹、まずは距離を縮めろ。そいつを恋人みたいに扱え。女の扱い方くらい、わかってるよな?』

智樹は無言で言葉を飲み込み、柔らかく微笑んで肩に手を回すと、姫が嬉しそうに呟いた。

「智樹くんがこうして近くにいると、ドキドキしちゃうよ……」

「僕も、お姫様がこうして甘えてくれると、すごく嬉しいです」

こうして玲音の指示通り、恋人の空間を作っていく智樹。



/405ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ