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何度タイムリープしても……初恋の幼馴染は誰かに純潔を奪われる
第13章 月末の売り上げバトル

智樹が気付くと、パソコンの画面に映るミサと向き合っていた。
いつもなら余裕の笑みで、心結が弄ばれる様子を楽しそうに話していたミサが、怒りの視線を向けている。
「貴方は一体……何がしたかったのかしら……?」
ミサの鋭い言葉に、智樹は口を開こうとするが、喉が詰まり声が出ない。
「嘘の甘い言葉で、どれだけ女の子に大金を払わせたか、わかってる?
『大好きだよ』とか『お姫様しかいない』なんて嘘を重ねて、
どれだけの人が貴方に人生を狂わされたのか……もう一度考えてみなさい……」
自分でもわかっていた。
自分がやってきたことは、アイドルという名前を利用して、性欲にまみれた生活だったと。
智樹は目を伏せたが、ミサは容赦なく続ける。
「貴方がチェキを撮った女の子の中で、ココちゃんが初めて『指ちゅー』ってお願いしたんだよね?その時の気持ちに気付かなかったわけっ!?」
思い返してみれば、心結の言葉には特別な響きがあったように思えた。
その時は慣れない忙しさと、人生で感じたことのないモテる感覚に溺れて、心結の想いに気づくことができなかった。
そうして怒っていたミサが、だんだんと悲しげな表情を見せながら、怒るようになっていく。
「玲音とのプリクラデートも、回数を重ねるごとに、エッチな要求が増えていったわ。
とりあえずこれを見て……」
ミサは玲音と心結のブリクラデートの様子を、モニターで見せつけた。
いつもなら余裕の笑みで、心結が弄ばれる様子を楽しそうに話していたミサが、怒りの視線を向けている。
「貴方は一体……何がしたかったのかしら……?」
ミサの鋭い言葉に、智樹は口を開こうとするが、喉が詰まり声が出ない。
「嘘の甘い言葉で、どれだけ女の子に大金を払わせたか、わかってる?
『大好きだよ』とか『お姫様しかいない』なんて嘘を重ねて、
どれだけの人が貴方に人生を狂わされたのか……もう一度考えてみなさい……」
自分でもわかっていた。
自分がやってきたことは、アイドルという名前を利用して、性欲にまみれた生活だったと。
智樹は目を伏せたが、ミサは容赦なく続ける。
「貴方がチェキを撮った女の子の中で、ココちゃんが初めて『指ちゅー』ってお願いしたんだよね?その時の気持ちに気付かなかったわけっ!?」
思い返してみれば、心結の言葉には特別な響きがあったように思えた。
その時は慣れない忙しさと、人生で感じたことのないモテる感覚に溺れて、心結の想いに気づくことができなかった。
そうして怒っていたミサが、だんだんと悲しげな表情を見せながら、怒るようになっていく。
「玲音とのプリクラデートも、回数を重ねるごとに、エッチな要求が増えていったわ。
とりあえずこれを見て……」
ミサは玲音と心結のブリクラデートの様子を、モニターで見せつけた。

