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何度タイムリープしても……初恋の幼馴染は誰かに純潔を奪われる
第14章 心結のデート。ー玲音ー

プリクラの狭いブースに玲音と心結が並んで入っていた。
玲音は王子様の衣装を着て、慣れた手つきでプリクラの撮影の準備をしている。
そして心結は、リボン付きのパフスリーブブラウスに、黒とピンクのレースが重なったミニスカート。
ほんのりと頬を染めている心結は、緊張で俯き気味。
そんな心結の頭にぽんっと手を置いた玲音が、耳元で囁いた。
「今日も俺とお姫様の大切な思い出の時間にしようね……?」
「はい……」
「今日は5回目だったよね?プリクラデート」
「はい。5回目です」
この緊張を玲音は一瞬で魔法のように溶かしていく。
「お姫様の今日の服は地雷系ですか?可愛くて、凄くお似合いですよ?」
「ありがとう……玲音様のファンの人がよく着てるので、こういうファッションが好きなのかと思って……」
「凄く似合ってて可愛いと思うよ。この前は、制服だったよね?」
「いつも前に話した事とか、服装とかも覚えてくれて、凄く嬉しいですっ!!」
何度も来ているファンの事なら、詳細には覚えていないが、フワッとした話なら誰だって覚えられる。
一瞬で目を輝かせる心結の肩に、そっと手を回す。
「お姫様は可愛いから特別よく覚えてるだけだよ。みんなの事を覚えられるわけじゃないからさ」
そんな玲音の魔法の言葉に、簡単に飲み込まれる心結。
「玲音様にもっと可愛いって思われるように頑張りますっ!!」
玲音は王子様の衣装を着て、慣れた手つきでプリクラの撮影の準備をしている。
そして心結は、リボン付きのパフスリーブブラウスに、黒とピンクのレースが重なったミニスカート。
ほんのりと頬を染めている心結は、緊張で俯き気味。
そんな心結の頭にぽんっと手を置いた玲音が、耳元で囁いた。
「今日も俺とお姫様の大切な思い出の時間にしようね……?」
「はい……」
「今日は5回目だったよね?プリクラデート」
「はい。5回目です」
この緊張を玲音は一瞬で魔法のように溶かしていく。
「お姫様の今日の服は地雷系ですか?可愛くて、凄くお似合いですよ?」
「ありがとう……玲音様のファンの人がよく着てるので、こういうファッションが好きなのかと思って……」
「凄く似合ってて可愛いと思うよ。この前は、制服だったよね?」
「いつも前に話した事とか、服装とかも覚えてくれて、凄く嬉しいですっ!!」
何度も来ているファンの事なら、詳細には覚えていないが、フワッとした話なら誰だって覚えられる。
一瞬で目を輝かせる心結の肩に、そっと手を回す。
「お姫様は可愛いから特別よく覚えてるだけだよ。みんなの事を覚えられるわけじゃないからさ」
そんな玲音の魔法の言葉に、簡単に飲み込まれる心結。
「玲音様にもっと可愛いって思われるように頑張りますっ!!」

