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何度タイムリープしても……初恋の幼馴染は誰かに純潔を奪われる
第15章 イメクラの講習ーサトル店長ー

きらめき女学院の廊下は、古びたカラオケボックスのような薄汚れた壁が続き、いくつもの扉が並んでいる。
心結はサトル店長と並んで歩きながら、その異様な雰囲気に飲み込まれそうになり、緊張で体が強張っていた。
ここで1日だけ働いて……
もうアイドルオタクはやめよう……
一時の感情で男に貢いだ女の子は、だいたい最初はそう思うもの。
そんな彼女の横顔を見て、サトル店長は爽やかな笑顔を向けてきた。
「みんな最初は緊張するよね~?特にこういう場所はね」
「はい……緊張してます……」
心結は小さく答えると、一人の女の子がセーラー服姿で、扉の中に入っていく様子を見て、思わず足を止める。
部屋の中で何が行われているのか。気になって、不安と好奇心が入り交じる中、その部屋の中を覗いてみた。
すると電車の中の雰囲気に、似せたセットが目に入った。
吊り革がぶら下がり、壁際の座席のシートには年配の男性が一人だけ座っているのが見える。
サトル店長は心結の視線に気付いて、笑いながら説明してくれた。
「気になっちゃった?今のはね。痴漢電車っていう部屋なんだ。後でちゃんと説明するけど、あの部屋でお客さんが、どの子と遊びたいか選ぶんだよ?」
「そ、そうなんですね……」
心結はとりあえず返事をしたものの、その説明もほとんど頭に入ってこない。
廊下に漂う異様な空間に、明るく説明するサトル店長の声が、かえって不気味に感じられ、胸に不安がじわりと広がっていく。
心結はサトル店長と並んで歩きながら、その異様な雰囲気に飲み込まれそうになり、緊張で体が強張っていた。
ここで1日だけ働いて……
もうアイドルオタクはやめよう……
一時の感情で男に貢いだ女の子は、だいたい最初はそう思うもの。
そんな彼女の横顔を見て、サトル店長は爽やかな笑顔を向けてきた。
「みんな最初は緊張するよね~?特にこういう場所はね」
「はい……緊張してます……」
心結は小さく答えると、一人の女の子がセーラー服姿で、扉の中に入っていく様子を見て、思わず足を止める。
部屋の中で何が行われているのか。気になって、不安と好奇心が入り交じる中、その部屋の中を覗いてみた。
すると電車の中の雰囲気に、似せたセットが目に入った。
吊り革がぶら下がり、壁際の座席のシートには年配の男性が一人だけ座っているのが見える。
サトル店長は心結の視線に気付いて、笑いながら説明してくれた。
「気になっちゃった?今のはね。痴漢電車っていう部屋なんだ。後でちゃんと説明するけど、あの部屋でお客さんが、どの子と遊びたいか選ぶんだよ?」
「そ、そうなんですね……」
心結はとりあえず返事をしたものの、その説明もほとんど頭に入ってこない。
廊下に漂う異様な空間に、明るく説明するサトル店長の声が、かえって不気味に感じられ、胸に不安がじわりと広がっていく。

