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何度タイムリープしても……初恋の幼馴染は誰かに純潔を奪われる
第17章 最後のタイムリープ

ミサが呆れたように、泣いてる智樹を見つめていた。
「うっ……ひっく……またあの涼って奴……出てきたじゃん……ひっく……」
心結の本音と理想の思いが詰まった智樹との初体験は、切なくて、悔しくて、苦しくて、何も言葉なんて出てこない。
心結の本音を知って、泣き崩れていた智樹が口にしたのは、この世界線でも涼がいた事に、驚いたくらい。
ミサはそんな智樹を見て笑う。
「ふふっ……あれはサトル店長のテクニックがあって、ココちゃんは気持ちよくなれたけど、貴方では無理ね……。
結局最後に出てきた涼って子に、持っていかれる運命なんじゃないかしら?」
「やっぱり……ひっく……未来を変えるのは無理ってこと……?うっ……ひっく……」
嗚咽を上げながら話している智樹を面倒そうに見ているミサ。
「何をずっと泣いてるのよ……いい加減泣き止めば?」
そのあと、ミサは衝撃的な発言をした。
「あぁ……貴方の寿命が30年くらい減ってるわ……体は若いかも知れないけど、もうおじさんなのよ。
若い子が、頑張っていたり、不幸になると涙もろいのよね。おじさんって……」
智樹は涙も吹き飛ぶくらい驚いた。
「えーーーっ!!いつの間にか40代のおじさんっ!?」
「それでもまだ40年くらい生きられるんだから、いいじゃない」
確かに40年は長い。
でも50代で亡くなってしまうとわかると、誰だってショックである。
「うっ……ひっく……またあの涼って奴……出てきたじゃん……ひっく……」
心結の本音と理想の思いが詰まった智樹との初体験は、切なくて、悔しくて、苦しくて、何も言葉なんて出てこない。
心結の本音を知って、泣き崩れていた智樹が口にしたのは、この世界線でも涼がいた事に、驚いたくらい。
ミサはそんな智樹を見て笑う。
「ふふっ……あれはサトル店長のテクニックがあって、ココちゃんは気持ちよくなれたけど、貴方では無理ね……。
結局最後に出てきた涼って子に、持っていかれる運命なんじゃないかしら?」
「やっぱり……ひっく……未来を変えるのは無理ってこと……?うっ……ひっく……」
嗚咽を上げながら話している智樹を面倒そうに見ているミサ。
「何をずっと泣いてるのよ……いい加減泣き止めば?」
そのあと、ミサは衝撃的な発言をした。
「あぁ……貴方の寿命が30年くらい減ってるわ……体は若いかも知れないけど、もうおじさんなのよ。
若い子が、頑張っていたり、不幸になると涙もろいのよね。おじさんって……」
智樹は涙も吹き飛ぶくらい驚いた。
「えーーーっ!!いつの間にか40代のおじさんっ!?」
「それでもまだ40年くらい生きられるんだから、いいじゃない」
確かに40年は長い。
でも50代で亡くなってしまうとわかると、誰だってショックである。

