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何度タイムリープしても……初恋の幼馴染は誰かに純潔を奪われる
第19章 極秘の撮影現場
龍一の手がブラジャーのホックにかかると、パチッという音が聞こえて、心結の体から外されていく、

カメラやスタッフに背を向けているものの、芝居用のニプレス等もなく、龍一の目には、心結の小振りな乳房も薄い桃色の乳首も見えていた。

これは演技……

ただの役……

そう自分に言い聞かせるものの、心結は震える体を止めることができない。

ふと龍一を見上げると、口元に嘲笑が浮かんでいる事に気付いた。

「……フン、いざとなると震えてるじゃないか。強い女を演じるのも楽じゃなさそうだな……」

その声が低く響くたびに、心結の体はさらに硬直する。

だが、心結は視線を外さないように努めた。

龍一の手がそっと乳房を覆うように触れると、心結は反射的に身をすくめてしまう。

「ほぉ……触れるだけで怯えるとはな。強気な顔をしてても、やっぱり中身は普通の女か……」

心結は思わず目を閉じ、深く息を吸った。

一切見せてもらっていない台本の内容を考えながら、心結は女刑事の役に没頭していく。

『やっと親の仇を取れるチャンスなんだから……
恥ずかしいはずないじゃない……』

きっとこんな台詞だろう。
その言葉を胸の中で繰り返しながら、震える手で自ら龍一の首に手を回して、甘えるように抱きついた。

「まだ覚悟が決まらないのか?」

体の震えが龍一に伝わり、胸元を隠したい。触れられたくない。という気持ちが簡単に見透かされてしまう。

「まぁいい……プライドの高い女が恥じらう姿を見るのも悪くない」

そう耳元で囁く龍一は心結を強く抱き締めて、耳にキスを落としていく。

「ん………んん……」

思わず甘い吐息が漏れてしまう心結。

くすぐったい……

背筋がゾクゾクする……

でも……優しく抱き締められてるのが心地いいかも……





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