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何度タイムリープしても……初恋の幼馴染は誰かに純潔を奪われる
第21章 スイートルームでの出来事~龍一~

再び現実に引き戻された心結は、龍一の前で膝を開いた自分の姿に強烈な羞恥心を覚えた。
全く別の世界線の記憶が鮮明に思い起こされ、心結の気持ちはさらに乱れた。
「どうした?初めてのセックスが怖くて泣いてるのか?まぁ、そういう涙も嫌いじゃないけどな?」
龍一の声が耳元で遠くに聞こえるようだったが、その意味を正確に捉えることができない。
頭の奥がぼんやりとする感覚に包まれ、自分の意思が薄れていくのを感じていた。
「心結ちゃんって、こんなに可愛いのに、自分からはしたなく股を開いちゃうんだ?」
その非情な言葉が、心結の意識を現実に引き戻した。
自分では少し開いただけのつもりだった膝が、いつの間にか力なくダラッとガニ股で開いてしまっていることに気づく。
羞恥と屈辱で口を開くが、声が震えており、舌がもつれた。
「ち……ちあい……まぁす……」
かすれた声でそう答える心結。
その時、ようやく気付いた。
ジュースを飲んだ後から、少しずつ体に力が入らなくなっていることを。
そして視界がぼんやりと滲み、意識が徐々に薄れていくのを感じながら、静かに目を閉じた。
これって……
どういうこと……
全く別の世界線の記憶が鮮明に思い起こされ、心結の気持ちはさらに乱れた。
「どうした?初めてのセックスが怖くて泣いてるのか?まぁ、そういう涙も嫌いじゃないけどな?」
龍一の声が耳元で遠くに聞こえるようだったが、その意味を正確に捉えることができない。
頭の奥がぼんやりとする感覚に包まれ、自分の意思が薄れていくのを感じていた。
「心結ちゃんって、こんなに可愛いのに、自分からはしたなく股を開いちゃうんだ?」
その非情な言葉が、心結の意識を現実に引き戻した。
自分では少し開いただけのつもりだった膝が、いつの間にか力なくダラッとガニ股で開いてしまっていることに気づく。
羞恥と屈辱で口を開くが、声が震えており、舌がもつれた。
「ち……ちあい……まぁす……」
かすれた声でそう答える心結。
その時、ようやく気付いた。
ジュースを飲んだ後から、少しずつ体に力が入らなくなっていることを。
そして視界がぼんやりと滲み、意識が徐々に薄れていくのを感じながら、静かに目を閉じた。
これって……
どういうこと……

