この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
何度タイムリープしても……初恋の幼馴染は誰かに純潔を奪われる
第4章 初めてのタイムリープ
智樹の辿り着いた過去は、高校1年の夏休み前だった。

スマホで日付を確認すると、7月12日。
心結が涼に奪われた日の3日前。

夕焼けに染まる田舎道を、心結と一緒に歩いていた。

智樹の制服は心結と同じデザインのブレザーだ。
別の高校ではなく、今回は心結と同じ志望校に合格していた。

ミサの言う通り、過去は少し変わっている。

記憶にも変化があった。
心結と共に猛勉強し、合格発表の帰りに告白した。
という全く違う記憶が頭に浮かぶ。

辺りをキョロキョロと見て、不審な動きをしている智樹の隣で、心結は楽しそうに演劇部の話をしていた。

「演劇部の部長の涼さんって、演技も上手いし、勉強もできてすごいんだ~」

「へぇ、そうなんだ」

涼の存在はこの世界でも変わらない。
この話題が続けば、3日後に喧嘩になるはずだ。
智樹はそう思いながら聞いていた。

「涼さんって……一人暮らしなのか?」

「えーっ!!なんで知ってるの?もしかして知り合い?」

心結の驚いた顔に、智樹は苦笑いを浮かべる。
モニター越しに見た涼の顔は、一生忘れないだろう。

「まぁ……ちょっとね……」
/94ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ