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何度タイムリープしても……初恋の幼馴染は誰かに純潔を奪われる
第21章 スイートルームでの出来事~龍一~

心結の体に走った強烈な痛みは、お尻の穴に野菜スティックが挿入されたことだった。
「んぅっ……やめて……お願い……」
出口の扉の前で這いつくばり、痛みから逃れようと、お尻に手を伸ばす手を、龍一が掴まえた。
「お尻がヒクヒクしてんじゃん?どう?痛い?」
聞かれなくても痛いに決まっている。
その野菜スティックを龍一がゆっくり、半分ほど引き抜いていくと、切れたような痛みが走る。
「……っ……早く……抜いて……お願いします……」
うずくまって、必死に懇願している心結を嘲笑う龍一。
「アハハ。逃げようとするからだろ?せっかく大役を用意したのに、泣きながら逃げるなんて、失礼だと思わないか?」
その時だった。
コンコンと扉をノックする音が聞こえてきた。
「龍一さん。文冬出版社の久保田です。今の録音させていただきました。隆之社長と涼くんの話も録音させていただいてます。お話よろしいですか?」
今、芸能人が一番怖がる文冬というゴシップ雑誌の記者の名前を聞いて、龍一はみるみるうちに青ざめていく。
ホテルの最上階で、飛び降りて逃げるなんて無理だ。
だからといって、この場に立て籠る訳にもいかない。
「クソッ……どうなってるんだっ!?」
慌ててスマホを手にして、涼に電話をかけた。
「もしもしっ!!なんで文冬が来てるんだっ!!」
そんな話をしている隙に、心結が扉の鍵を開けた。
一番に飛び込んできたのは、心結が待ち望んでいた顔と声。
「ココっ!!大丈夫かっ!?」
そこにいたのは、紛れもなく智樹だった。
「んぅっ……やめて……お願い……」
出口の扉の前で這いつくばり、痛みから逃れようと、お尻に手を伸ばす手を、龍一が掴まえた。
「お尻がヒクヒクしてんじゃん?どう?痛い?」
聞かれなくても痛いに決まっている。
その野菜スティックを龍一がゆっくり、半分ほど引き抜いていくと、切れたような痛みが走る。
「……っ……早く……抜いて……お願いします……」
うずくまって、必死に懇願している心結を嘲笑う龍一。
「アハハ。逃げようとするからだろ?せっかく大役を用意したのに、泣きながら逃げるなんて、失礼だと思わないか?」
その時だった。
コンコンと扉をノックする音が聞こえてきた。
「龍一さん。文冬出版社の久保田です。今の録音させていただきました。隆之社長と涼くんの話も録音させていただいてます。お話よろしいですか?」
今、芸能人が一番怖がる文冬というゴシップ雑誌の記者の名前を聞いて、龍一はみるみるうちに青ざめていく。
ホテルの最上階で、飛び降りて逃げるなんて無理だ。
だからといって、この場に立て籠る訳にもいかない。
「クソッ……どうなってるんだっ!?」
慌ててスマホを手にして、涼に電話をかけた。
「もしもしっ!!なんで文冬が来てるんだっ!!」
そんな話をしている隙に、心結が扉の鍵を開けた。
一番に飛び込んできたのは、心結が待ち望んでいた顔と声。
「ココっ!!大丈夫かっ!?」
そこにいたのは、紛れもなく智樹だった。

