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何度タイムリープしても……初恋の幼馴染は誰かに純潔を奪われる
第5章 同級生の不良ー優斗ー

そんなスピーカーから聞こえる心結の気持ちを聞いて、呆然としている智樹の目に、見覚えのあるシーンが飛び込んできた。
「ココーーーーーっ!!」
「智樹くん……助けて……」
モニターに映し出されたのは、倉庫まで助けに来た智樹の姿だった。
ミサはそれを見てクスクスと笑っていた。
「クソださいヒーローのお出ましね?
貴方が助けに来ないのは、嘘をついて涼と祭りに行った神様からの罰だって。
そんな風にココちゃんは思ってたけど、全く違うわ。
単に貴方が役に立たないだけ……」
「いや……それは……間違いないです……」
智樹は脅えて動けなかった自分に、苛立ちを覚えながら、ただ立ち竦む自分の姿を、モニターで見る事しかできない。
聞き覚えのある言葉が、優斗から発せられる。
「ちょっと遅かったな?智樹に土産でもやるよ。ほらっ」
心結が履いていたであろう純白のショーツが、宙を舞った瞬間、心結に向かって、優斗の腰が沈んでいく。
「やめろーーっ!!やめてくれーーーっ!!」
ミサはその様子を見て、お腹を抱えて笑っていた。
「キャハハ。完全にバカにされてるじゃないの。
ココちゃんの履いてたパンツが、何の土産なのよ。キャハハ。
貴方はそれを手に持ったまま、泣いてるだけ?
パンツを頭から被ったら、強くなったりしないの?キャハハハハッ」
酷い言われようだが、何も言い返せる言葉なんてなかった。
ただ涼の時とは違って映像はまだ続く。
「ココーーーーーっ!!」
「智樹くん……助けて……」
モニターに映し出されたのは、倉庫まで助けに来た智樹の姿だった。
ミサはそれを見てクスクスと笑っていた。
「クソださいヒーローのお出ましね?
貴方が助けに来ないのは、嘘をついて涼と祭りに行った神様からの罰だって。
そんな風にココちゃんは思ってたけど、全く違うわ。
単に貴方が役に立たないだけ……」
「いや……それは……間違いないです……」
智樹は脅えて動けなかった自分に、苛立ちを覚えながら、ただ立ち竦む自分の姿を、モニターで見る事しかできない。
聞き覚えのある言葉が、優斗から発せられる。
「ちょっと遅かったな?智樹に土産でもやるよ。ほらっ」
心結が履いていたであろう純白のショーツが、宙を舞った瞬間、心結に向かって、優斗の腰が沈んでいく。
「やめろーーっ!!やめてくれーーーっ!!」
ミサはその様子を見て、お腹を抱えて笑っていた。
「キャハハ。完全にバカにされてるじゃないの。
ココちゃんの履いてたパンツが、何の土産なのよ。キャハハ。
貴方はそれを手に持ったまま、泣いてるだけ?
パンツを頭から被ったら、強くなったりしないの?キャハハハハッ」
酷い言われようだが、何も言い返せる言葉なんてなかった。
ただ涼の時とは違って映像はまだ続く。

