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girlslove
第1章 【一目惚れ】
戻れないよ?
戻れなくても良い
触れ合うだけでこんなに満たされる
首に手を回したら唇が一瞬離れた
目が合って動きが止まる
お願い、やめないで
言い訳なんて後
早くこの身体の熱を収めて欲しい
全部、目で会話してる
言葉は要らないってお互い感じてるから
後悔なんてしないよ
離れるものなら、奪い返してみせる
再び重なったら、終われない事もよく知っていた
時々、苦しそうに抑えてる
閉ざそうとした扉をこじ開けていくの
逃げないで……私は此処に居る
どうしよう………気持ち良い
ふわふわする
何も考えられなくなる
私、今、せりさんとキスしてるんだ……
久しぶりのキスが、女の人とだなんてね
私、どうなっちゃうんだろう
わかっているのは、とにかくこのキスが止められないって事
まだ欲しい……て顔しちゃうの
だから離れてもまたすぐ重なる
せりさんの舌、凄く気持ち良い
キスがこんな気持ち良いなんて
息が上がっても何度も絡ませた
せりさんの手が徐々に下りてって……
服の中に入ってくる
直に肌に触れていく指先
その先を期待している私はもう冷静じゃいられない
ナイトブラに触れた瞬間
「嫌なら突き飛ばして」と言われた
首を振って続きを懇願する
離れないで、とTシャツを引き寄せた
「嫌じゃない…」
次に重なったら私から仕掛けるって決めてたの
舌を絡めて離さない
もう無理……せりさんでいっぱいにして欲しい
激しく奪って
ブラの上から弄られ、硬くなる頂に反り上がる瞬間、その一瞬でホックを外すなんてびっくりしつつも首筋に唇が這うと力が入らなくなる
身体のラインに沿ってフェザータッチ……
もどかしい、芯から疼く
唇が戻ってきて再び重なる
ゆっくりと服を捲られて、中心を外して乳輪をなぞる指……