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girlslove
第2章 【隠された想い】





夜に連絡入れようと思って普通に店を出たけど、本人は気付いてないのかね
またあの、帰らないでという目で見てくるの
本当、参ったな……勘弁して


帰れないじゃない
また触れたくなってる
わかってる、仕事中でしょ?
このまま本心隠して離れる…?
大人なフリするの?
意地悪されたいの?


なんてね
チャンスを与えたら予想の斜め上を来た
会いたい…って言われた
堪えるの必死だったんだからね
相変わらず私を引っ掻き回す


その顔、お店に戻る前に戻して欲しい
男に見せないで
堪らなくなって我儘言ってしまった


これから独占するから
突然、電話掛けても無視しないで
必ず声を聞かせて


寧ろ待ってる……だなんて可愛過ぎるでしょ
本当何なの?この子は
毎回、胸をギュンと鷲掴みされるんだけど?
期待以上に沼らされる


キスは我慢しておくね?
真っ赤に染まるのを楽しみながら離れる


覚悟しといて?
次に会ったら私、どうなるかわかんない
めちゃくちゃにしちゃうかも……


間挟んで冷静になる…?


それとも、このまま勢いに任せちゃう…?


それも全部、碧唯次第…………












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