この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
girlslove
第4章 【爪痕】





一日の始まりも終わりもせりさんと繋がる
終わり時間が合わない時は
どちらかが(先に寝ててね)と送る
夜遅くても起きてたらビデオ通話して
そのまま寝落ちしている事もあった


自然とお互いのスケジュール教え合って
早く終われば落ち合ってご飯食べたり
平日は流石にお泊まり…とまではいかないから
キスまで、だけどね


美容師はほとんど休みが月曜日
だからせりさんとはなかなか合わない
それでもたまたま月曜日取れたら取ってくれる
そんな時は前日、お店まで迎えに来てくれるの


勿論、まだ周りには内緒にしてるから少しだけ離れたカフェで待っててくれてる
最速で帰る私を皆はポカーンと見てる感じだった
もうパートナーが居る事はバレバレだと思う
自分からは言わないけど、結構周りはズケズケと聞いてくるからなぁ……


「居るでしょ」って聞かれても
「秘密」で行けるとこまで行こう


待ち合わせしているカフェに着くと、すぐにせりさんを見つけたけれど、トレーを持ちながら立って誰かと喋ってる……
女性2人を相手に首を傾げたり、振ったりして何か断っている様子
すぐに店内に入り、横に立つ


私に気付いたせりさんは、どうしたの?って目で訴える私を両手で包んで「おかえり」とキスしてきたの
女性2人もそうだし、私自身もびっくりして固まる


「この子待ってたの、だからすみません、お役に立てず」


何の事だか分からないまま、女性2人も諦めたのか頭を下げていた
手を繋いで外に出たら説明してくれる
いわゆる、お店のロールモデルになってくれませんか?的なお誘いだったらしく
て事は、あの女性2人も美容関係だよね、まさか同業者?


興味ないし、人を待ってるだけだから…と断ってるところだったみたい
断ってくれてありがとうございます
私のせりさんなんだから……







/203ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ