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girlslove
第4章 【爪痕】





クスクス笑うせりさん
「もしかして妬いてくれてる?」ってそうですよ
「別に…」と天の邪鬼な私を信号待ちで腰から引き寄せる


「せりさん、外です…」


「だから?そんなの関係なく碧唯を独り占めしたいよ?」


私に負けないくらい独占欲出してくれるところが好き……
意外と皆、見てないもんだって言ってたけど、
今はめちゃくちゃ見られてる気がします
それはせりさんが目立ってるからです
スタイルの良さから美人率がグッと上がるんですよ
実際、べらぼうに美人だし
もし変装しててもオーラが出てるから目を引く


「ごめん、これから気をつけるから機嫌直して?」


それでいて、せりさんも私が好き過ぎる
それがいつも伝わってくるから基本、何でも許せちゃう


「怒ってないですよ」


「本当?何でも言ってね?」


「優し過ぎます、せりさんは」


「これが普通なんだけど?好きな子には」


いや………ウソでしょ?
付き合ってコレじゃ、今までバチくそモテてましたよね!?
欠点ないじゃないですか!!
いや、出逢ってから一度もダメなとこ見た事なくて


まだ全部知ったわけじゃないのもあるけど、
優し過ぎて逆に不安も出てきた……
あのカホさんの件もあって、本当はド天然で人誑しなんじゃないかって
誰にでも普通に優し過ぎるんじゃ……?


髪を耳に掛けられて、頬に触れてきた手
とんでもない美女がイケメンな事してるから
視線感じてるんですけど……
全く周りが見えていない感じのせりさんは
ハの字眉で不安げに「あ〜おい?」って私を呼ぶの


本当、一体何にイラついてんだか
そうだ、また他の女性と話したりしてた場面を見たからか……
せりさんの言う通り、妬いてたんだな
どれだけ面倒臭いんだろ、私は……





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