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第4章 【爪痕】

緊張が解れたところで亀頭が挿入ってきた


「碧唯、力抜いて…」


「んんっ…」


諭すようにキスが降ってくる
コレ……全部挿入ったら、それだけでイっちゃうかも
ズププ…と膣壁を押し広げてナカへ
久しぶりの感覚に反り上がりそう
あ……ダメ、キスイキしちゃう


ビクン…ビクンしながらぐったりしたタイミングでグググっと奥まで挿入ってきた


「あぁっ……！」


動きが止まって慣らしてくれているようだ
肩に熱い吐息が掛かってる
せりさんも一生懸命なんだ
私に怖い思いして欲しくなくて精一杯の優しさで包み込もうとしてくれている
全部、伝わってきますよ……


「全部、挿入ったからね、痛くない？」


「はい……」


「碧唯、動いて大丈夫そう？」


「すぐイっちゃうかもです」


「良いよ、初めてだから許す」


ニッコリ笑ってキスの続きを……
ギュッと握り合ってせりさんの腰が動き出す
背中を反って受け止める私に覆い被さりピストン
頭の中が真っ白に弾けてく
徐々に高速チェンジしていくピストンは本当にヤバかった


声にもならずイキまくってしまう私に
「ちゃんと息吐いて？」と声を掛けながら朦朧とする私に再び抱き起こされ対面座位に
縦に揺さぶられると自然と呼吸も戻り、喘ぎ出す
最奥まで届いて気持ち良い


「碧唯……可愛い、またイクの？」


「イク……イクの、またイっちゃう…！」


「しっかり掴まってて？下からいっぱい突いてあげる…っ」


「あぁっ…それダメっ…イクっ！ずっとイってるのぉ…っ」


背中を支えられつつも、後ろに手をついて鬼ピストンはもう耐えられない
擬似ペニスが抜けてブシャァ…と吹いた