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バンコクの夜の街で日本人の男であること
第3章 “ゴーゴー・バー”
ステージだけが明るく照らし出されている。
踊る彼女らの顔も肢体もよく見えた。
踊り子たちは最初、自分たちを囲む周りの客全体にアピールをしていたのが、年増の女が俺の隣に座ってからは、心なしか俺の方を向く女の子の数が増えた気がする。
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