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バンコクの夜の街で日本人の男であること
第3章 “ゴーゴー・バー”
「どの子がいい?」
彼女がステージと俺を交互に見る。
今度はステージの女の子が盛んに俺に向かって手を振り始めた。
「ん?」
俺は戸惑っているいう風にしていると、彼女は手に何かを取り出した。
それを女の子たちに向けた。
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