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女性のための犯され短編集
第21章 恋した同級生に犯される
息をするのも苦しいほどに心臓がドクドクと激しく脈打つ。
「んっんっんっんっ‥!?」
同時に、止まっていた蜜口の指が……再び激しく動き始めた。
「…ん、ふぅぅん//‥‥んっんっんっんっ‥//
はぁん、んっっ‥‥んっっ‥‥んんん~‥♡」
グチュグチュグチュッ!
クチュ クチュッ──コリッ♡グリグリグリッ
彼の責めは容赦なく、荒々しい。彼女の身体は揺さぶられ、壁に背中が擦れる。
身体は彼に支配され、困惑と快感が交錯する。我慢できない声を唇で塞がれて、ただされるがままになっていた。
グチュッ♡ グチュッ♡ グチュッ♡ グチュッ♡
「‥…あ♡‥‥んっ、んっ、んっ、んっ、んっ、んっ‥‥!!」
プシュッ....!
「ふぅ‥っんんっ‥んんんんん~‥‥♡」
「…っ…はあ」
入口あたりのザラザラしたところを絶妙な速さで指圧されて、潮まで盛大に噴いてしまう。
立て続けの絶頂で意識も体力も限界な彼女は、激しく乱れながら涙ながらに懇願した。
「‥ああっ…も…──あ!んんん…ッッ‥‥//」
「…ッッ」
「んん…ッ‥//‥‥ぁ♡‥‥‥なん、で‥ずっと‥!」
「はぁっ…?あんな端金で…本番までしてやるかよっ…!調子のんなバカ女…!」
「んっ、んっ、んっ、んっ‥‥!ふ、うううう~‥//」
「ん──チュッ……はぁっ、はぁっ……!」
彼の声は苛立ちと欲が混じり苦しげだった。
そして彼女を見下ろすその目には、欲だけでない切なげな光があった。彼女はそれに気づき、胸が締め付けられる。なぜ彼はそんな顔をするのだろう。なぜ自分はここまでされるがままなのだろう。
「…っ、くそ…あんた、なんで…ここまで…」
彼の声はますます苦しんでいた。
地面に崩れそうな彼女の身体を抱きしめ、どこまでも強く──そして壊すように。
今にも倒れそうな彼女は相手の腕にしがみつく。
冷たい壁と、彼の熱い身体。その間で彼女は自分の心さえ見失いそうだった。
彼の息遣いがキスのあわいで荒く響く。
冷たい路地の空気の中で、彼から与えられる暴力的な熱だけが彼女を包んでいた。
(終)

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