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女性のための犯され短編集
第3章 深夜の泥棒に犯される

 あまりに不意打ちだったから、またしても声が出る。

「‥ぁ…//……ハァ……ハァ……ッ」

 しかもその反応が気に入ったのか、男は中指と薬指で乳首をはさみ逃げられないようにして、親指の爪で念入りに先端をカリカリしてくる。

 カリカリカリカリ....♡

「…ッ…ンン」

 ...ペロッ

「──ッ‥ァ‥//」

 さらにもう片方の胸の先を、生温かいものになぞられた。

 ゾクゾクッと背筋が震えて、男が乳首を舐めたのだとわかると、それはもう……反応しないなんてレベルのものではなくなった。

 息が乱れるのも、甘く声が漏れるのも、制御できない。隠せるわけない。

 せめてと思い、身体がいやらしく くねりそうになるのだけは我慢した。

 この泥棒の目的がわからない。

「‥ン‥…ぁふ‥っ‥// ぁ‥‥//」

 起きたら困るのはそっちじゃないのか。そうに違いないのに、今の男の行動は…彼女を無理やり感じさせて愉しんでいるとしか思えないのだ。

 その異常さに対する恐怖なのか、なんなのか

 いつの間にやら全身がじっとりと汗ばんでいて、体温が上がっていた。

(ぁぁ……もう……//)

 胸だけの愛撫で乱れる彼女を、馬鹿にするようにしばらく弄んだ後

 男はもう片方の手をズルッ…と彼女の身体に這わせた。


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