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女性のための犯され短編集
第7章 巫女は鬼に犯される

 初めての絶頂に戸惑うカラダへ少しの容赦もみせず、鬼は彼女の性感を嬲り、責め立てた。

 入口の浅いトコロを狙って何度も突き立て、柔らかく押し込む。泣き叫ぶ巫女が甘く喘いで再びイキ果てると、溢れた蜜をすすり、笑みを浮かべて同じトコロを舐め続けた。

「ひぃ!…やあっ!‥あ─ああああっ‥//
 ‥だめっ!もぅっ‥許し‥っ‥てえ‥‥//」

 四度…五度と立て続けにイカせた後で、最後にグルグルと媚壁を舐め擦り、鬼は舌をぬいた。


 ──…チュポッ♡


「‥‥ッ‥あはぁ‥//」


 恐ろしい責め苦で…息も絶え絶えの巫女姫は、自身を見下ろす男の熱い視線に気付かない。

「‥もぅ‥‥どう か‥‥‥許し、て‥‥//」

 うわ言のように口ずさむ。

 未知の快楽に怯え…すすり泣くその姿は、まるで幼子のようである。

 少しでも情のある人間であれば、こんな彼女の惨めな姿に痛める心もあるだろう。

「──…」

 ……しかし、この男に " 情 " はない。いやそれどころか、人間ですらないのだから。



「──…元来、鬼は人を喰わない。そもそも俺たちは生きる為に食事を必要としていない」

 慈悲の欠片も無い鬼は、内なる昂りが示すまま…自らの下衣を弛めていく。

「だが……そんな俺たちにも馳走(チソウ)がある。
 女──お前のように強い霊力を宿す人間だ」

「‥‥ッ‥」

「お前と深く繋がる事で……俺はさらなる力を得る……!」

「‥っ‥?‥‥なに、を」

 鬼は横たわる彼女を抱き寄せ、あぐらをかいて床に座る。そして自分をまたぐように彼女を膝立ちで立たせた。

 身体に力がはいらない彼女は、とっさに鬼の肩に手を置いた。


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