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雨が好き
第33章 電話
「みなと・・・みなと・・・」
肩を揺すられ、私は目を覚ました。
ダイニングテーブルにうつ伏せていつの間にか寝ていたのだ。

傍らで、半分まで飲まれたカフェオレが、
マグカップの中で冷めていた。

「どうしてこんなところに?」
お父さんが心配そうにたずねてきた。

どうやら、カフェオレを飲んで、
窓の外を眺めているうちに、眠ってしまったようだった。

窓を見ると明るい光が差していた。
鳥の声が聞こえる。
窓に残る雨滴が朝日をキラキラと返していた。

「雨・・・止んだの?」

お父さんがうなずいた。
時計を見ると、もう起きなければいけない時間だった。

くっと身体を伸ばす。
良かった・・・雨が止んだのなら・・・

そう、思いかけた時、電話が鳴った。
お父さんが受話器を取る。
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