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雨が好き
第73章 家族

かかか・・・料理をしたと言えないほどのこと・・・
恥ずかしくて顔が真っ赤になる。
「すごい!フレンチトースト、私すぐ焦がしちゃう!」
「水際はよそ見し過ぎなんだよ」
「だ・・・だって!他にも準備しなきゃいけない事があるし!」
「いつも料理しないから、調味料の位置わかんなくて探し回って、それでよく焦がしてんじゃん、料理」
「な!そういうこと、バラさないでくれる!?」
水際さんと、蒼人さんのいつもの掛け合い。
私は思わず笑ってしまう。
「フレンチトーストおいしいよ、みなとちゃん」
蒼人さんがそう言ってくれたのは、たとえ気遣いだとしても本当に嬉しい。
「そーせーりも・・・んぐ・・・おいひい・・・ん・・ん・・」
「水際・・・食べるか喋るかどっちかにしなよ」
水際さんが私と蒼人さんの会話に無理やり混ざろうとして、またたしなめられていた。
恥ずかしくて顔が真っ赤になる。
「すごい!フレンチトースト、私すぐ焦がしちゃう!」
「水際はよそ見し過ぎなんだよ」
「だ・・・だって!他にも準備しなきゃいけない事があるし!」
「いつも料理しないから、調味料の位置わかんなくて探し回って、それでよく焦がしてんじゃん、料理」
「な!そういうこと、バラさないでくれる!?」
水際さんと、蒼人さんのいつもの掛け合い。
私は思わず笑ってしまう。
「フレンチトーストおいしいよ、みなとちゃん」
蒼人さんがそう言ってくれたのは、たとえ気遣いだとしても本当に嬉しい。
「そーせーりも・・・んぐ・・・おいひい・・・ん・・ん・・」
「水際・・・食べるか喋るかどっちかにしなよ」
水際さんが私と蒼人さんの会話に無理やり混ざろうとして、またたしなめられていた。

