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雨が好き
第12章 洋菓子店

んん・・・
口の中が幸せだ。
紅茶を一口。
外を見ると、いいお天気の中、町を歩く人。
それを見ながら、もう一口アップルパイを。
なんて、美味しい・・・。
『ああ・・・ここに、蒼人さんがいたらなあ。』
ふと思ってしまい、頭をふるふると振る。
あれ?なんで、今、蒼人さん?
お父さんには『食べさせたい』
蒼人さんとは『一緒に食べたい』
同じようで、何か違う。
アップルパイは美味しいけれど、
私は無性に、蒼人さんに会いたくなった。
雨が降るまで・・・きっと待てない。
会いに、行っちゃおうかな・・・。
ぼんやり、また、アップルパイをひとくち食べた。
口の中が幸せだ。
紅茶を一口。
外を見ると、いいお天気の中、町を歩く人。
それを見ながら、もう一口アップルパイを。
なんて、美味しい・・・。
『ああ・・・ここに、蒼人さんがいたらなあ。』
ふと思ってしまい、頭をふるふると振る。
あれ?なんで、今、蒼人さん?
お父さんには『食べさせたい』
蒼人さんとは『一緒に食べたい』
同じようで、何か違う。
アップルパイは美味しいけれど、
私は無性に、蒼人さんに会いたくなった。
雨が降るまで・・・きっと待てない。
会いに、行っちゃおうかな・・・。
ぼんやり、また、アップルパイをひとくち食べた。

