この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
雨が好き
第13章 夏祭り
【夏祭り】

蒼人さんに会いたいと思いながらも、彼の仕事場も住んでいるところもわからない。

それに、長い事、人とあまり関わらないようにしてきた私にとっては、積極的に彼を探す方法を考えることも難しかった。

だから、せいぜいできるのは、空を眺めて雨を待つか、神社、図書館、お花屋さん、といった、蒼人さんと一回会ったことがあるところをウロウロしてみること、くらい。

お客さんがいない時、『みなと町』のカウンターで突っ伏してため息をついてしまう。
お父さんが、心配そうに眺めているのは分かっているけど、やっぱり元気を出すことは出来なかった。

一緒にアップルパイを食べたい、と思ってしまって以来、
困ったことに、神社の参道から見下ろした町が綺麗だと思ったときも、
可愛い猫が塀の上でまどろんでいるのを見たときも、
近所の庭にきれいな花が咲いているのを見かけたときも、

『彼と一緒に』と想う。

私は、一人でいるのが、とても下手になってしまった。
/267ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ