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雨が好き
第117章 会いたい気持ち
ぎゅっと、アイスティーのグラスを握りしめる。
氷が私の手の熱で、音を立てて溶けていくみたい。

「会えないと、とても淋しいって思うの当たり前ですし」

・・・うん・・・

そう、なのだ。
とても、とても淋しい。
前より、ずっとずっとそれを強く感じる。

一晩中、いっしょだったあの温かさを知ってしまったから
彼がいる夜を、知ってしまったから

・・・うん・・・

もう一回、頷いた。

「同棲とかしていない人は
 ・・・そうですね・・・やっぱり
 次、いついつ会えるよとか、
 いついつお泊りしようねとか、
 そういう約束があるから
 それまでバイト頑張るとか・・・言ってる子が多いかも」

そうだ。
確かに『明日は会える』と思えば、私は頑張れた・・・
だから・・・

「次、いつ会いたい・・・って言ってもいいのかな?」

蒼人さんはお仕事が忙しくて
いつも、いつも『みなと町』に来てくれるわけではない。
だから余計に、バイバイするといつ会えるかわからなくて
それで余計に淋しくなる・・・のかな
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