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エロいランジェリーの女達
第9章 紫の女
車を駐車すると直接平屋の離れ家に入れる和風なラブホテルだった。


空室の離れ家に入ると玄関横に自動精算機があった。


外観より室内は清潔で趣きのある部屋で、ふた間続きになっていて、奥のひと部屋にはダブルサイズの布団が二組敷かれていた。


赤い和風な置きランプが厭らしく見えた。


中村夫妻は慣れた様子で中村氏はバスルームに湯を張りに行き、イサコさんは茶を入れ、テーブルに置いた。


「どうぞ」


「すみません」「ありがとうございます」


俺達夫婦は二人揃って座布団に座り、俺達はまるで中村夫妻の家にお邪魔した客のようだった。









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