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嘘が下手
第5章 嫉妬
年に数回の祭仲間との飲み会で
私とマサトは顔を合わせる
年齢も職種もバラバラなこの仲間の飲み会は楽しい
初めてマサトと関係した夜もこのチームの飲み会だった
私とマサトが仲がよいのは周知の沙汰であった
だけど疑う者もいる
『リカさんとマサトさんってぇ
いっつも一緒ですよね~
付き合ってたんですかぁ?』
甘いけど鋭く刺す様に聞かれた
このコもマサトにヤラれちゃったかな?
マサトはチャラい
言い寄ってくる女はすべて喰う
来る者拒まず追われると逃げる
嫉妬はするが何も言わない
言っても意味がないのはわかる年頃