この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
嘘が下手
第6章 タイミング
情事に持ち込むタイミングがなかなかつかめない
飲み会の後にコッソリと待ち合わせが多いけど
今日は誘ってくれるかと
ワクワクで待っている時に限って肩透かし
今日は無いかなぁと諦めている時に限って
熱っぽく誘ってくる
ホテルにチェックインしてからも
シャワーで汗を流したい時に限って待ってくれない
私の気持ちが高まっている時に限って
のんびりと寛ろがれてしまう
そして果てるとマサトはすぐに高鼾
私はいつもその髪を撫で
その唇にその胸にその背中にたくさんキスをする
どんなにキスしても起きないマサト
だけど下腹部にキスをするとすぐに反応する
ピクピクとするマサトのそれに
唾液を垂らしねっとりと舌を絡ませる
騎乗位の私の胸を
美味しそうに頬張る赤ちゃんのようなマサト
そんなキミは
子孫を残さなくてもいいのかな?