この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
愛欲ハーレム・妄想の処女〜琴葉【官能作家・霧山純生の情事】
第15章 温泉旅館で姫初め〜チェックアウトそして日常へ
 チェックアウトする前に、もう一度、大浴場で温泉を愉しむ。娘たちと三人で露天風呂に浸かり空を見上げたら、雲の切れ間から陽光の兆しが窺えた。雪は止んでいた。刺すような冷気も緩んでいる。これから晴れてきそうだ。

 離れに戻り、着替えてから、宿のご主人を呼ぶ。

「ご滞在ありがとうございました」
「こちらこそ。存分に堪能いたしました」

 慇懃な主人に礼を述べる。料理も温泉もセックスも最高だった。会計を済ませ、三日間の温泉浴の効果により、瑞々しい肌をさらに艶めかせた娘たちを連れて宿を出る。

 道路に積もった雪は溶けていた。旅館にこもった私たちが温泉とセックスに興じているあいだに、すでに降り止んでいたようだ。

 電車で帰る美月を駅で下ろす。

「ありがとう先生。とっても楽しかったです。また……」
「うむ。また翠苑にお邪魔するよ」
「またね、みっちゃん。LINEするからね」

 はにかんだ笑顔で手を振り、ひなびた駅舎に消えていく小柄な背中を見送る。麗奈は私と一緒に東京へ戻る。

 車をスタートさせ、地方道から高速に乗る。その頃には雪は完全に消えていた。
/186ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ