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愛欲ハーレム・妄想の処女〜琴葉【官能作家・霧山純生の情事】
第15章 温泉旅館で姫初め〜チェックアウトそして日常へ
チェックアウトする前に、もう一度、大浴場で温泉を愉しむ。娘たちと三人で露天風呂に浸かり空を見上げたら、雲の切れ間から陽光の兆しが窺えた。雪は止んでいた。刺すような冷気も緩んでいる。これから晴れてきそうだ。
離れに戻り、着替えてから、宿のご主人を呼ぶ。
「ご滞在ありがとうございました」
「こちらこそ。存分に堪能いたしました」
慇懃な主人に礼を述べる。料理も温泉もセックスも最高だった。会計を済ませ、三日間の温泉浴の効果により、瑞々しい肌をさらに艶めかせた娘たちを連れて宿を出る。
道路に積もった雪は溶けていた。旅館にこもった私たちが温泉とセックスに興じているあいだに、すでに降り止んでいたようだ。
電車で帰る美月を駅で下ろす。
「ありがとう先生。とっても楽しかったです。また……」
「うむ。また翠苑にお邪魔するよ」
「またね、みっちゃん。LINEするからね」
はにかんだ笑顔で手を振り、ひなびた駅舎に消えていく小柄な背中を見送る。麗奈は私と一緒に東京へ戻る。
車をスタートさせ、地方道から高速に乗る。その頃には雪は完全に消えていた。
離れに戻り、着替えてから、宿のご主人を呼ぶ。
「ご滞在ありがとうございました」
「こちらこそ。存分に堪能いたしました」
慇懃な主人に礼を述べる。料理も温泉もセックスも最高だった。会計を済ませ、三日間の温泉浴の効果により、瑞々しい肌をさらに艶めかせた娘たちを連れて宿を出る。
道路に積もった雪は溶けていた。旅館にこもった私たちが温泉とセックスに興じているあいだに、すでに降り止んでいたようだ。
電車で帰る美月を駅で下ろす。
「ありがとう先生。とっても楽しかったです。また……」
「うむ。また翠苑にお邪魔するよ」
「またね、みっちゃん。LINEするからね」
はにかんだ笑顔で手を振り、ひなびた駅舎に消えていく小柄な背中を見送る。麗奈は私と一緒に東京へ戻る。
車をスタートさせ、地方道から高速に乗る。その頃には雪は完全に消えていた。